最近では分野を越えて多くの一流選手の練習風景や試合の様子を映像で見たり、インターネット上で見る事ができる。
私自身も始動する立場になっても目や感覚が腐らないように選手の映像を見たり、聞いたりして情報をインプットしている。
私のチームのみならず‥また年齢問わず、成長の早い選手というのはよく一流の選手の映像を見ているように思う。
また「見て学ぶ」という行為が自身の中に競技に対して 動作イメージを作るきっかけになり、練習で実践することで
感覚と実践のGAPを埋め合わせていくのが早い。
見て学ぶ 真似てみて 取捨選択していく。
ワンコミュニティにいることのメリット、また指導者がいることで動作の修正がしやすかったり意識するポイントを
教えてもらえたりするので、メリットは大いにあるかと思うが、
どれだけ言葉で聞いても「イメージする力」を養わないことには、なかなかたどりつくことはできない。
人生を生きていくうちに、様々な動きが目に入ってきて経験を積むことで分かることも多いにある。
自分が実際やっている競技・種目に関して自分と同世代の選手達がどんな動きをしたり、どんなタイムで走っているのかにまず関心を持たないことには
始まらない部分ではありますが、、やらされ感ではなく速くなりたい!!!って思って練習に取り組んでいる子はやはり動画でもいろんな選手を見ている割合が高かったように思う。
がむしゃら に走ってもある程度は結果はついてくるけれど、、
そこから先に到達していこうと思った時には 見る・聞く→実践する→取捨選択するというサイクルがうまい選手が良質な選手へと成長を遂げていくだろう。
指導者としてできるのはそれを間違った方向へ行かないとうにするための軌道修正や実践する場やメニュー構成で試す機会を与えていくこと
であるとも思う。
まだまだ子供たちは体を動かす上で自分の体がどうなっているかさえわからない選手が大半を占める中、少しでも成長速度を加速させるために「見る力」というのは養ってほしい。