グロースを立ち上げた頃スパイクについてよく聞かれたのを思い出したので、
まとめたものを再掲。
色々ありますが、低学年が選べるスパイクっていうのがサイズの観点からほとんどありません。
専門的なスパイク(100m・200m用)・幅跳び用・高跳び用‥など選ぶ余地もありません。(笑)
大会に行ってもほとんどの選手がミズノかアシックスの初心者用スパイクを履いています。
体の成長や競技力向上に伴ってやりたい種目や適性も出てくるかと思いますのでその時に自分に合う
スパイクを探していくというストーリーになるのではないでしょうか?
短距離でも高いスパイクは大体ソール(接地面)にカーボンが使われていたり、絶妙な硬さで作られていたり、アッパーの角度がついていたり…本当に様々。
今年のオリンピックではNIKEのマックスフライを履く選手がたくさんいましたし、現在日本国内でも
入手が困難なくらい売れています。
でもその中でも全員がそのスパイクのうまみを引き出せているわけはなく、エアーやプレートの硬さに負けて上下動が出てしまったりしているわけです。
万人に適したスパイクはありませんので、自分に合ったスパイクを見つけていくことも大切になってきます。
この辺は語っていくと話が終わらないので‥…(笑)
初心者用スパイクをテーマに。
小学生のうちって成長も早くてすぐに足が入らなくなったり…
かといって大きなスパイクを買うわけにもいかず‥‥難しい時期ですよね。
アップシューズは百歩譲って少しゆとりがあってもいいでしょうが、記録を
出しにいくスパイクってどれだけフィットするか?重要。
スパイクの中で足がずれて動いてしまうというのはそのまま記録の低下に直結してしまいます。
私は26.5cmですが、フィット感を追求しすぎて26cmを選んだ挙句 足が攣ってしまった…という経験もあるくらい‥‥のフィット感を追求しています。(笑)
ただ安いものでもないし‥‥若干の余裕0.5cmアップくらいなら良しよしていいのでは?と思います。
そしてスパイクを選ぶ時にはできるだけ試着したいものです。
メーカーによって同じサイズを購入してもフィット感のずれは存在します。
なんなら同じメーカー内で履き比べてもフィット感の違いはあるものです。
大体1シーズンに1足。これは大人も子供も変わらないかなーと思います。
試合数が多くなればどんなにいいスパイクもヘタってきて柔らかくなってきます。。
地面から反発をもらって走りたいのにその反発がなくなってきます。
それとなく履きこなせているように感じても実際は力が逃げてしまってる。。なんてことも
ありますね。
シューズのフィット感から靴紐の縛り方まで。。本当にシューズしか武器がないわけですから
その使い方は拘りたいものです。
踵を踏んだりする子もたまーに見ますが…シューズで踵をつぶすと足のホールド感は一気に死んでしまいます。
大切に扱いたいものです。
一流で靴の踵を踏んでる選手なんて見たことありません。(笑)
そんな選手まず勝てないでしょう。
スパイクのピンについて。
これは最近ニードルピン(先が尖ったピン)もOKとされていますが、、、
まあ感覚も色々あるので試してみては…とは思います。
長さについては初心者用スパイクにはにニードル(ゴールド)の8.9㎜?がついているのかな?
小学生の低学年にとっては7㎜でも長いかなーと思います。
身長や筋力も考慮して5㎜のピンがいいかなーと思います。
そして最初についているアタッチメントというパーツ。
①ゴールドのピン₊アタッチメント(ピンとプレートの間のプラスチックのパーツ)という組み合わせが正解。
②シルバーのピン⇒アタッチメント外すが正解です。
アタッチメントにメリットってあんまりよくわかりませんが、、(笑)重いだけじゃね?って感じします。(笑)
シルバーのピンはネジの部分が短いのでアタッチメントを外す必要があります!
ピンも2段平行ピン、3段平行ピン色々あります。
競技によって長さや形状がことなりますが、短距離で使用するのは、低学年の内は5㎜ 高学年以上7㎜(体格によって)って感じで使いわけるといいのではと思います。
専門の短距離スパイクでも最初8㎜のピンがついているものがありますが、トップ選手でもそれを外して5㎜や7㎜に変えて使う選手が多いような印象を受けます。
8㎜はながい!!!!!!
最近はタータンも変わってきてるので8㎜は接地から離地までの抜け感が悪いような感覚になりますね。。。。それでニードルピンが増えてきたんでしょうが。
ニードルピンはプレートなどとの相性もあったりするので、試しながら感覚と記録が一致していく組み合わせを見つけていくことが重要かもしれません。👀
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