海邦記録会が終了してから、動きに変化を持たせてトライ中。
次は6/13に沖縄県マスターズM30に出場予定です。
軸の取り方、各部位の意識。
「これが正解」という絶対的な意識はない陸上の世界。
ただ目指すべき動きはあるという。
その動きになるためには自分という身体(物体)をどのように扱えば効率よく身体が動くのか?を模索する。
この連続。
海邦記録会以降、スタブロの位置や姿勢を変更し、身体の意識する部位を変更。
リラックスというのはどのレベルになっても深いテーマになる。
例えば自分を弾ませる姿勢、地面からの反力が抜けやすい姿勢をとれていたとしても、
自分がその身体を動かすにおいて、腕だけに意識を集中して動かしたり、足先だけに意識を集中するといわゆる末端主導という状況になる。
本来センターに置いておきたい重心の配分も崩れ、力んでしまう。
これを消すために中心(漠然としていますが)を極限まで意識する事で、末端は動かすものではなく動くものへと変化する。
ただこれは末端が綺麗に動くために、トレーニングした結果として効率良く動いてくれるという結果になることもまた事実かもしれません。
中心から力を出すという感覚は非常に深く、精神状況も大きす左右する。
細かい技術が気になる時は末端を意識してしまうこともある。
ただそういう感覚や意識といったものもコントロールできる技術だと思います。
2008年北京五輪の時、朝原さんと京都で練習する機会があった。
その時に、私は「接地」ってどんな事意識してますか?という質問をした際に「自分の末端がどうなっているかなんて知らないよ」と返答が来た。
当時の走れていた時の朝原さんは、末端の意識は自動化されていて中心から力を出し、中心でその感覚を得ていたのだろう。
それくらい強烈な集中力と意識をもたないと辿りつく事のできない感覚なのだとその時感じた。
ただ形にこだわるのではなく、どういう意識でどんな感覚が得られるのか?
を普段の練習から順序立てて教えていけたらいいなぁ−と思います。
かなり噛み砕かないといけませんが。
さて、今週は小学生の大会!
楽しみ楽しみ。
雨降りませんように。