新国立競技場でゴールデンGPが開催されましたね。
短距離に関わらず上手くトレーニングがつめて成果を出している選手、
今年の初戦として「感触を確かめる」という位置付けてレースに挑んでいる選手。
今年はシーズンインが遅れた選手が殆どで、自分がどの程度試合で動けるのかという確認のレースになった選手が多いような印象を受けました。
この大会に出ている選手の多くが東京五輪を見据えて出場していて、新型コロナの感染拡大を受け止めながら前に進もうとしている姿に勇気を貰いました。
その中でも個人的に印象に残ったのが男子やり投げのディーン元気選手(ミズノ)の復活劇。
彼は地元兵庫の国体選手として、彼がまだ高校生の時に一緒に国体にいったメンバー。
当時は高校生ならではのフレッシュさと発想の面白さに元気をもらったのを覚えています。
そんな彼も今はベテランの領域。
海外へ渡り、いろいろと苦しい経験もしてきたのでしょう。
低迷していたといっても高いレベルで…ですが、
それを払拭する投擲とその後に彼が流した涙には、重みというか…いろいろと感じるものがありましたね。
まだ今年の秋には選考がかからない日本選手権が開催される予定なので、彼を応援したいと思います。
勿論、その他の選手もこの大変な時期を与えられた環境で自分と向き合い戦ってきたわけなので、尊敬の気持ちでいっぱいですし、元気を貰えました。
スポーツの力というのは、色んな言葉をならべるよりも伝わり易く、メッセージのある