自身のトレートレーニングと指導への反映

本格的に陸上に復帰してから約2年目のシーズンを迎えています。
指導者という立場になってから短距離の考え方や年齢や性別に応じたトレーニングのバランス。

色んな角度からアドバイスができるように自分自身もトレーニングしながら感覚や知識をブラシュアップしながら落とし込みできるようにしています。

2021年~2022年の冬季トレーニングに関してはスタート(SD)もきちんと姿勢探しに妥協せずにドリル感覚で取り入れてきました。
一般的には冬季トレーニングではブロックを蹴らずに体力トレーニングに注力するというのが一般的ですが、私は冬季こそ技術革新をすべきだと考えているし、シーズン中にメジャーチェンジする時間的余裕などないと考えています。

トレーニングのピリオダイゼーションやあり方も昔と随分変化していきていますし、地域によっても流行りの練習なんていうものは存在します。

ただどんなトレーニングでも完璧というものはなく、それぞれにメリットデメリットがあるといううこと。

それを理屈としても感覚としても把握しながらその時期にあったものを選択してやっていく必要があるということが成果を出していく上では大切だと思います。

私のスタートに関しての考え方というのは15年ほど前から大きくは変化していません。
その本質というのは「次の1歩はその前の1歩で決まる」というもの。

この当たり前の意味を深さをどれだけ探求し理解し実践していくかにスプリントのすべてが集約されていると言っても過言ではないでしょう。

スタート練習をするのも「スタート局面を速く走る」というのがゴール設定ではない。
あくまでも100m/200mのゴール時点でどういう動きでフィニッシュをしているか?ということを見据えてのスタート練習。

この時に作られる姿勢、使うエネルギー、力の伝え方、タイミング・・・
様々な要素がそこにはあってそこである程度のブレを許容しながら100mを全体として捉えてスタートを姿勢を作る。

そこから始まる動きの連続に必要なトレーニングを決めていく。

本当に深い。

この冬季で私自身のスタートの型は大きく変化した。陸上を初めて20年以上経った今でも大きく変化させることに成功した。

重心配分・力のかけ方・タイミングの取り方、つなぎへのもっていき方すべてが変わった。
年齢に応じて変化するべき部分もあるかもしれない。

ただこういう変化を持たせることも感覚を感覚として終わらせずに筋活動やメカニズムとしても
理解することができると
数パターンを生徒に提示しながら本質をぶらさないようにしながら修正と変化の幅を持たせる
ことができて指導の幅も広がりやすい。

そこに足りない何かがあれば別でトレーニングしていく。

100mを安定的に速く走ることにまぐれはなく、動きの裏を取っていくことでレースの再現性は高まっていく。

もちろん大きな技術的変化をする時期で割り切っていく時期も必要かもしれないが、それも含めた期分けを行い、実践と練習で成長していく。

この積み重ねでしか成長はしていかない。

今回、大阪の大会に出たことで私はチームの子供たちが今後チャレンジできるゲームを作ることができた。

1つでも多くのものをチームに還元していけるように、自分自身もまた成長していきたいと思う。

 

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