「見た目」と「感覚」について。
今の時代自分が走っている(トレーニング)している動きをスマホで撮影して、簡単に確認する事ができる時代になった。
一方で、形にこだわり過ぎるあまり感覚より重視してしまう事があるのも事実。
例えば、「脚を上げる」という動作を見る時に、単純に脚を上げるという意識をして脚を上げる選手もいれば、支持脚がしっかり押せていて「脚が上がってくる」という結果になっている選手もいる。
これは形は同じでも到達するまでの意識と過程が違う。
こういうことはよく起こる。
姿勢一つとっても前面を意識してその姿勢をとっているかと思いきや、逆に背面を意識した結果そうなっている場合さえある。
形も勿論大切だけども、その選手がどういう意識をしてどういう感覚を得られているのか?
またそれによってどういう結果(数値)がもたらされるのかが優先順位であって、
あまり形だけにとらわれると形は綺麗だけど、結果がついてこない…という事もおこる。
本質がどこにあるのか?
どういう意識で体を動かすのかが本当に大事。
選手のまた自分自身の感覚を信じ、大切にしながら形とのGAPを埋めていく。
そういう取組が結果へとつなげていく近道なんじゃないかと思います。