週末の練習は渡嘉敷療術所の渡嘉敷先生をお招きしまして、
GROWTH向けにマッサージ講習を実施して頂きました。
陸上という体がすべての繊細な競技において、体の状態を知るという機会は
小さなころから経験として知っていきたい項目です。
自分の体がどういう状態にあるのか、あとどれくらい練習できるのか?どの程度練習すれば体は壊れてしまうのか。
小学生の段階からそれを知ることは難しいですが、感覚をつなぎとめていくためには経験を積んでいく以外にないと
考えています。
GROWTHでできるのは練習の中身(質・量)でのコントロール。
ただそれは1週間の中で考えるとわずかな時間であって、学校生活やそれ以外での疲労やダメージというのは
トータルで管理できる自分自身しか結局はわからないもの。
競技場以外の時間帯の過ごしかかたというのは陸上競技においては露骨に出てきてしまいます。
学校や自宅での姿勢・癖・睡眠時間や生活リズム‥生き様みたいなものが常に動きに出てきてしまいます。
これが崩れている選手はどんなに練習で速くても結果が出せないことは普通にあるし、そもそも集中できなかったり成長速度が遅かったりする。
大人でもそういうもったいない選手も見てきましたね‥
体や心のもっていきかたを幼いうちから感覚としてだけでもいいので植え付けていく。
そんな材料の一つを経験できるいい機会になったと思います。
陸上のみならず、一流選手って自分の体に妥協する人はいないと思います。
どこを目指すか、どうなりたいのか。
自主性+行動の方向性=結果
まだ新しいチームですが、これから中・長期的にどんどんそういう選手がでてきたら‥と思います。