冬季トレーニングを開始して1カ月が経過しました。
小学生・中学生・高校生‥
冬のチームとしてのコンセプトを大切にしながらベースを作り込んでいます。
沖縄の環境をフルに活用した期分けこれが私が沖縄に移住してきてから大切にしている
陸上競技トレーニングに対してのこだわりと哲学であります。
まだ国内で行われているような量を追い求める練習とは違い
体力定義の見直しと技術トレーニングをわけて考えないことが
未来のスプリントを作ると考えています。
県外でも優秀なチームで指導を続けている指導者・チームって結構
やり方も昔と違ってきている現状があります。
ちょうど私が前線で走っていた頃のライバルたちが指導者になっていたり
少し年上の先輩・また後輩が指導にあたっていたり‥
全国大会で「あ!!!」と顏を合わせることが多くなりました。
やっぱり小学生・中学生・高校生のジュニア期でどいう練習をするか。
やらせすぎないことも含めてすごく大切な時期になります。
陸上の年齢的なピークはいっても20代を過ぎてからが主流。
中学生がどれだけいい記録を出してもそれがオリンピックなどの
シニアレベル大会に直結することは稀だと思うので
選手がその年齢に向かって競技力を高めていく過程でまだ「ここは伸びしろ」として
明確に言えるくらのトレーニング内容にとどめておく必要がありそうです。
GROWTHでは今小学生~高校生・・いずれ大学生もそうかもしれませんが
一貫して見れる環境を作りたいので指導者が焦って成果を求めることもなく。
じっくりと個人の進捗に合わせて進めていければいいのではと感じています。
私はやがて40代になりますが 約20年前に出した10″42の記録とそん色ない記録
10″49 で走れていますし 年齢ごとに合った練習・熟練度を高めていけば
維持はできるのだと感じています。
時期に応じて自分自身に求められている課題に気づいていけるかどうか。
小学生の内「だけ」速くなる練習は確かに存在しますがそこをやらずに先を見据えて
競技能力を高めていけるというのが一貫指導の強みだと感じています。
小学生でも中学生を見越した体のバランス・身長の伸び‥
いっても私は高校から競技をはじめて全国を勝ちとっているので陸上競技に早いとか遅いとかはあんまりないのかもしれませんが結局 好きで長く続けていれば色んな気付きやノウハウが獲得できるわけで、試す時間も十分にあります。
そのサイクルをいかに早めるか?が大切になってくるので一回 バコンと高負荷の練習を入れることが正義ではない。
怪我しないように練習を積めること。色々と考えながら競技に打ち込める「余裕」をもつこと。
このバランスが上手にとれた選手の成長がやはり高くなるので・・
競技場にいる時間の自分自身の高め方 は個々の能力・資質につきますが
そういうバランスの上に競技力は成り立つので 選手にはそういう部分まで意識して生活できる
ようにしてほしいですね。






