カテゴリで練習を変化させる大切さ



小学生・中学生・高校生・大学生・社会人‥

カテゴリに合わせて大きく変化する練習。

どこに競技の山を作りたいかと言えば体もある程度成長して
パフォーマンスが最大化しやすい時期だと考える。


そう考えた時に小学生で厳しい練習を積み重ねて体を消耗させていくと
その時期は確かにグンと成長することがあっても、
中・高と競技が長くなるにつれて身体的な差は埋まりその選手は焦りを感じることになる。

さらに練習を積みたいと考えても、小学生の段階で酷使した体が徐々に高校・大学と競技を続ける
事になった場合痛い部位が出てきて進捗が悪くなったり気持ちが続かない原因となったりする。


そう考えると小学生の段階で身体を作り込んで結果を追い求めるというスタンスはちょっと

もったいないように思う。実際小学生がどれだけ遠く跳ぼうが、速く走れようが、、
陸上ではオリンピアンになれない。(レベル的に)

小学生や中学生の段階ではまだまだ背丈も変わるし、筋や骨もまだ十分に発達していない。

この段階に高負荷トレーニングを頻発したり、偏ったトレーニングを積みすぎたりすると
選手の伸びしろを詰むことになるのかもしれない。


この時期の子どもたちは同学年であったとしても体格に大きな差があったり、精神的にも大きな差が
あったりもする。

そこを指導者が焦って誕生月の遅い子が、君は小さくて競技力が低いからセンスがないね と決めるのはあまりに早計。


中学3年・高校と身体が出来上がってくるところ移行を目指して体・技術を高めていく。
そのペース配分をある程度計算しながらトレーニング強度・頻度・技術力の向上をはかっていくのが
その選手の競技人生を豊かにし、充実させたものへしていくのだろう。
(マスターズまでいくと現状維持で精一杯ですけど)


走るトレーニングというもの一つとってもそう。

高校生が100m11秒で走るとする。 一方小学生が100m15秒で走るとする。
高校生であれば15秒といえば速い選手であれば150m走ることになる。
小学生が150mを15秒などまずありえない話。

200m・300mと距離を伸ばせば伸ばすほど、本数を重ねれば重ねる程 本来目指したいゴール設定からもずれていく可能性があることを理解しないといけない。

ジャンプ・筋力トレーングも大人と同じような高さなど当然できるわけがない。
負荷の与え方、回数。

ガチガチに固めることで子供達の柔軟なパフォーマンスを制限していくリスクがあることにもまた
気付いていかねばならない。


技術も大人と同じ水準は当然厳しいし動きの本質を理解するにはまだ早い。

全てをカテゴリで見極めて計算してこそ最後に選手に大きな花を咲かせることができるのかもしれない。